法律が変わる!? ~テレビCMに惑わされない~_38(中森編)
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今回も「お金を借りる人を守るため」に昨年末に改正された
「貸金業規制法」のお話です。
以前に比べて、お金を借りることに抵抗感が少ない人が増えています。
その理由のひとつとして、
有名タレントを起用したり、親しみやすい雰囲気のテレビCMが
頻繁に流れていることがあります。
しかし、「お金を借りる」ということは、手数料がかかる分、
「借りたお金以上に返す必要がある」ということ。
テレビCMでは、こういった注意点がしっかり説明できていないため、
簡単に気軽に借りられるイメージだけが先行してしまったようです。
その結果、借りすぎによって多重債務に陥る人がふえてしまいました。
そこで、こういったCMの内容や頻度についても、
規制ルールを作ることになりました。
このように、最近は消費者を守るためのルール作りが盛んに行われています。
お金を借りるときだけではなく、
投資商品や生命保険・損害保険などの金融商品を購入するときにも
消費者にわかりやすい説明を義務付けるルールも作られました。
つまり、お金を扱って人にサービスを提供する業者は、
消費者が問題点等のリスクも理解したうえで利用できるように
法律を守らなければいけないのです。
しかし、だからと言ってすべてが安心というわけではありません。
業者がしっかり説明するのと同時に、
そのサービスを利用する消費者も説明を理解しなければいけません。
「よくわからないけど、まあいいや」というわけにはいかないのです。
これまでは「業者の説明が不十分だった」ということで
裁判などを行うことによって損害を回復できる場合もありました。
しかし、これからはそういうわけにはいかなくなります。
つまり、説明を受けた上でサービスを利用した以上、
何か問題が起こっても、それは本人の責任ということになるわけです。
「自己責任の時代」といわれはじめて数年が経ちました。
これからは「よくわからなかったから」という言い分は通用しなくなります。
後々になって自分の立場が苦しくならないように、
「よく理解できないものには手を出さない」
「理解できるまで根気よく説明を聞く」
という心構えを持つようにしましょう。
業者選びも、わかりやすい説明をしてくれるところ
という点が大きなポイントになりますよ。
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